このサイトでは学習院大学 ドイツクラブやSPIRITSによる未成年飲酒について取り上げてきた。
20歳未満の未成年者は酒を飲んではいけない。
日本で暮らしていれば誰もが知っている事実だろう。法的には「未成年者飲酒禁止法」によって禁じられている。
ところが、学習院大学では未成年飲酒、つまり違法行為が横行しているのだ。
1-2枚目:学習院大学 ドイツクラブによる未成年飲酒(関係者提供)
3-4枚目:学習院大学 SPIRITSによる未成年飲酒(Twitterより引用)
法治国家に所在していながら、法律が無視される。自分たちには治外法権が適用されるとでも思っているのだろうか。
しかもそれはサークルだけではない。運動部では未成年飲酒どころか、未成年メンバーへの「飲酒強要」すら起きているのはヨット部に関する記事で述べた通りだ。
ヨット部入部式での「枡(ます)」という飲酒強要について、学生センター学生課に報告したときのこと。学生課事務長はこの「枡」に関する学習院大学の対応について、こう述べた。
「”儀式”として行われたものなので処分はせず、”注意”に留める」
どうやら、学習院大学では”儀式”ということにすれば違法行為も”注意”で済むようだ。ということは、生贄として新入生を殺害しようが、あるいは強姦しようが、それが”儀式”であれば”注意”で済むのだろう。
そもそも、”儀式”という時点で、それが組織的かつ継続的に執り行われてきたことは明らかだ。学習院大学は大学の部活が組織的・継続的に違法行為に及んでいたとしても”注意”で済ませてしまうのだ。
さて、この”注意”の実行力はどれほどであっただろうか。その翌年、つまり2017年以降は「枡」とやらは廃止されたのだろうか。
どうやら、そうではないようだ。2017年度もヨット部入部式では新入生は飲酒を求められ、未成年者も飲酒に及んでいる。
学習院大学の違法行為に対する対応は”甘い”だけでなく、”実効性を欠いている”。これでは実質的に「見て見ぬふり」も同然である。
「犯罪に遭いたくない」と考えている高校3年生や浪人生には、学習院大学には入学しないことを強く勧めたい。
学習院大学に入学したところで、”儀式”という名目であれば違法行為は是認され、大学当局も見て見ぬふりを続けるのだから。